女性の前髪が薄くなる原因と対策方法とは？医師が解説！
監修：提携医療機関医師
女性も男性と同様に薄毛に悩むことがあります。特に前髪の薄毛は顔の印象に大きな影響を与えるため、気になる方も多いことでしょう。今回は、女性の前髪の薄毛の原因と対策について、医師が詳しく解説していきます。
目次
女性の前髪が薄くなる原因
まず、女性の前髪がなぜ薄くなるのか、その原因について解説します。
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症は、頭皮に負担をかけ続けることで血行不良が生じ、その結果として負担をかけた部分の髪が薄くなる脱毛症です。いつも同じ分け目でのヘアスタイルをしていたり、前髪をすべて結ぶアップヘアなどで髪に常に引っ張りをかけることが原因とされます。ヘアアイロン等で髪の毛を強く引っ張ることも含まれます。髪を結んでいる人にのみ影響すると思う方が多いかもしれませんが、ショートヘアやボブヘアーでも発生する可能性があります。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れも前髪の薄毛の原因となります。不規則な生活やストレス、出産や閉経などが原因で女性ホルモンの分泌が低下し、髪にハリやコシを与える役割を果たすことができなくなります。また、女性でも男性ホルモンが分泌されており、ホルモンバランスの崩れにより男性型脱毛症のような影響が生じることもあります。
頭皮へのダメージ
頭皮へのダメージも前髪の薄毛に影響を与えます。シャンプーやトリートメントの残留、スタイリング剤の付着などが頭皮に負担をかけ、髪の毛が抜けやすくなります。特に前髪はファンデーションの使用によって頭皮へのダメージが増えることも考えられます。
前髪から薄くなる場合の対策
前髪の薄毛に対する対策について、以下のポイントを考えてみましょう。
髪形の工夫
牽引性脱毛症が原因と考えられる場合、髪形の工夫が重要です。同じヘアスタイルを続けずに変えることや、分け目を変えることで頭皮への負担を軽減できます。また、ヘアアイロンの使用や縮毛矯正、ストレートパーマも検討してみましょう。
シャンプーやトリートメントの注意
シャンプーやトリートメントはしっかり洗い流し、頭皮に残さないように心掛けましょう。これにより頭皮への負担が減り、前髪の薄毛改善に寄与します。
ホルモンバランスの調整
ホルモンバランスが乱れる場合、ストレスの発散やバランスの良い食事摂取が大切です。更年期や妊娠などで対策が難しい場合は、医師のアドバイスを受けることが重要です。
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修医師
アーモンドクリニック
院長 中山 樹
経歴
The Children’s Hospital at Westmead留学
順天堂大学医学部卒業
順天堂大学附属順天堂医院勤務（総合内科・麻酔科・外科）
順天堂大学附属順天堂練馬病院勤務
東京都保健医療公社豊島病院勤務
医療法人社団星風会井上病院勤務（内科・外科）
湘南美容クリニック勤務（新橋銀座口院・秋葉原院）
2022年9月 アーモンドクリニック 開院
資格・所属学会
美容外科学会員
内科学会員
産業医
日本救急医学会ICLSプロバイダー
アメリカ心臓病学会BLSプロバイダー
アラガン社ヒアルロン酸認定医
アラガン社ボトックス認定医
テストステロン治療認定医
厚労省指定オンライン診療研修修了